20年から30年と言われています。定期的に屋根塗装のメンテナンスをしてあげて30年といったところです。
瓦屋根やステンレス屋根、銅板屋根などでしたら50年ほどはもちますが最近の住宅だとあまり見られません。
上記に書いた内容の年数にさしかかる人は屋根の交換を考えたほうが良い時期となります。
屋根の交換と言っても大きく分けて2通りあります。
ひとつは屋根カバー工法です。
既存の屋根を剥がさずにその上に新しい屋根を葺く工事です。メリットとしては既存屋根を剥がさないので廃材処分費がおさえられる。
デメリットはいずれ建物を解体する時に屋根の廃材処分費が倍かかります。
もうひとつの工法が屋根葺き替えです。
文字通り既存屋根を剥がして下地である野地板という物も新しくして新しい屋根を葺く工事です。
メリットは躯体である垂木よりも上の部分、野地板からは全て新品に変わるという点です。
デメリットはカバー工法に比べ費用は多くかかるという点です。瓦屋根の場合はそもそも葺き替え工事か葺き直しという工事しかできませんので注意が必要です。